2012年3月28日水曜日

餃子消費量日本一の街で。

@ 福みつ(浜松駅/静岡県浜松市)

春の18きっぷ鈍行の旅、今回は静岡県内を巡って来ました。焼津の次は浜松へ。


日本酒で喉を潤しながら焼きあがりを待つ

潔い専門店メニュー 麺類や炒め物類一切なし

殆ど野菜の餡に薄皮 さっぱり

食べた後にラード 野菜なのに濃厚感があるのはこれかな?
2回目の餃子の街、浜松詣ででした。

各店ごとに特徴もいろいろあると思われるので機会があれば再訪したいと思います。

2012年3月11日日曜日

下町情緒漂う商店街の中で・・・台北?

@ 錢爺(阪東橋駅・黄金町駅/神奈川県横浜市南区)

横浜の台所「いきな下町」と称される横浜橋商店街。鮮魚、精肉、青果の生鮮3品はもちろん旨そうな惣菜屋さんが立ち並ぶアーケード街。

その路地をちょっと入ると、突然台北の街角に飛んだかのような不思議な光景が目に入ります。

たぶん本日のおすすめ。読めない・・・

滷味(ルーウェイ)ー煮物 これは湯葉と豆腐

黒白切ってなんだ?

腸詰 薬味は葉ニンニクだそう

カウンターのみの店内

〆にはビーフンスープ(坦仔米粉)
来店してから帰るまで日本語の客はワタシ一人。大半が台湾or中国の方か。

マスターは料理の修行を台北の郊外、北投温泉でされたそう。屋台料理は得意とおっしゃっていました。

カウンターのみの店内は20年ぐらい前の秀味園(中華街)みたいでちょっと懐かしさもあり。そういえば生まれて初めてビーフンスープをいただいたのは秀味園でした。

2012年2月28日火曜日

ちょっと散歩のつもりが。

@丸大ホール(川崎駅/神奈川県川崎市川崎区)

休日の朝、天気も良いので多摩川まで散歩。晴天に誘われるままにどんどん進んでいたら川崎を通り越して横浜は鶴見区まで来てしまいました。

JR鶴見線 国道駅
国道15号線にあるから国道駅?鶴見線には他にも「安善駅」「浅野駅」などの旧財閥に由来する駅名とか、「海芝浦駅」のような東芝な駅名などちょっと変わった駅名が多いそう。

実際に海芝浦駅は駅前が東芝の工場で社員か関係者じゃないと改札から出れないらしい。

改札口前のガード下
昭和の薫りが濃厚なガード下。殆どの店舗区画が閉鎖されている中、一軒だけ営業している居酒屋があるらしい。今度は夜に来てみよう。

散歩は程々に川崎まで引き返して丸大ホールさん。朝から夜まで通し営業している食堂兼居酒屋。

丸大ホールでウーロンハイ
昼酒を楽しむご常連と、昼飯かっこんでるホワイトカラーが交錯する不思議な空間です。

五目ワンタンスープ
ウーロンハイで喉を潤しながらいただくのは五目ワンタン。ワンタンメンもメニューにはあるけど、麺抜きのワンタンスープのほうが酒には合うと思うのですが。

2012年2月20日月曜日

瀬戸内の旅、いつものように朝酒。

@ステーション徳山(徳山駅/山口県周南市)

翌朝は久しぶりにゆっくりと目覚めて、宿の朝食はとらずにチェックアウト。

駅前を散歩がてら歩いて回る。

そして目星をつけておいた駅前食堂へお邪魔する。朝6時にオープン、和・洋の朝定食や蕎麦うどん、中華そば、丼などなんでもござれの食堂。

ちょっと寂れた風情の駅ビル一階に店を構えている。

カンパチ刺し

瓶ビールを所望して壁のお品書きを眺めていると、カウンターのオバちゃんから声がかかり「入荷したてのカンパチがお勧め」と。

捌きたてを思わせるコリコリとした身、海沿いの街に来たことを朝から実感。

日中は景勝地で知られる錦帯橋や安芸の宮島へも連れていっていただき、夕方には広島焼きなどもご馳走になり・・・その事はまた別の項で。

徳山の家族とは広島の街で別れて彼の地で一泊。


@源蔵本店(JR広島駅・電停猿猴橋町駅/広島県広島市南区)

大浴場完備の至極快適なビジネスホテルで熟睡した翌朝、休みの日はやっぱり酒に足が向いてしまう。

若干、気が咎めるので朝風呂に入ったり時間をつぶしながら、10時頃に宿を後にして路面電車で広島駅へ向かう。

旧日本銀行広島支店の前で
ちらつく雪の中、暫し路面電車の風情を楽しむ。東京の都電は、実際には殆どが専用軌道で道路上と軌道を共有するのはホンの一瞬だからね。

広島駅至近の愛友市場
終点広島駅一つ手前の猿猴橋-これで「エンコウバシ」とよむそう-で下車して目当ての店を探す。

近くには小売市場などがあったり庶民的な街並みが広がる。

飲み屋の横丁
朝から看板に明かりが灯っている横丁には小料理屋やスナックなどが立ち並んでいるよう。目指す店はそのすぐ傍。

9時半から営業しているようだけど先客の姿は見えず、初めての店でちょっと緊張しながらお邪魔します。

刺身盛り合わせ
酎ハイをお願いして、壁の品書きに目をやる。今朝も刺身をスターターにと盛り合わせを。

ホールのお姉さんがオーダーを厨房に伝達すると「ハイヨー!」威勢の良い返事。酎ハイを頂きながらホッと一息。

時折ご常連が入ってくるのだけど、一階の客席を通り過ぎて厨房に注文を通すと奥の階段から2階へと消えて行く。

先客がいなかった訳ではなく、ご常連は2階が定位置の模様。11時を過ぎる頃には1階ホールも徐々に席が埋まっていく。

ここらで焼酎水割りへスイッチ。そして広島を訪れたからにはカキフライを!

カキフライ
外はサクサク、なかはプリプリでジューシー、などと陳腐な表現だけどホントにそんなテクスチャー。新鮮すぎて香りが日頃慣れ親しんだ牡蠣とは別物のよう。

大粒で5コ載っかってきたので、塩・醤油・ソースと味を変えて食べてみました。それぞれ良いのだけど熱々のときには塩レモンがいいみたい。

駅近食堂ならではの利点で、新幹線の時間に合わせて朝酒を十分堪能して、歩いて駅へ向かいました。

2012年2月19日日曜日

終電で瀬戸内に辿り着き・・・屋台。

@徳山駅前の屋台(徳山駅/山口県周南市)

最終の新幹線に飛び乗り、4時間半で辿り着いた瀬戸内の工業都市、徳山。

駅前の宿で旅装を解き、周辺を探索。

山陽本線を潜る地下道
ひと気の無い地下道を通るのはちょっと勇気がいるかも。駅構内へ分岐する通路が鉄格子で閉ざされていたりして。

屋台内
海側から駅前ロータリーへ入ると一軒の屋台を発見!早速お邪魔しました。

芋焼酎・・・白波かな、お湯割りで。瀬戸内の海風が冷たくテントに吹きつける中、ようやくホっと一杯。

おでん ウィンナ・しらたき・玉子

おでん スジ・大根 
屋台のオヤジさんに「ラーメン食べる?」と尋ねられて「はい」と。最後の一玉だった・・・。

ラーメン(とんこつ)
これは美味いなあ。麺はシャキッと茹で上げられていて、スープは熱々のトンコツ。チャーシューは柔らかい煮豚で最後の客なので大盛りサービスして頂きました。

日頃スープ完飲は控えているのですが、最後の一滴まで美味しくいただきました。ごちそうさま。

2012年1月31日火曜日

野毛の名物フライでもう一杯。

@ 福田フライ(桜木町駅/横浜市中区)

2軒寄って満ち足りた気分ではありましたが、帰路に着く前のもう一杯を求めて路地を彷徨う。

辿り着いたのは知る人ぞ知る立ち飲みの名店、福田フライさん。

ウーロンハイをいただきます。

お酒も酒肴もお手頃価格 ホッピーはないね

名物フライ 自家製ソースに浸してあります
酒肴にはフライをいただきます。鯨肉と揚げニンニクを。「普通のソース(中濃)か辛いソース」か尋ねられますが、ここはもちろん自家製の辛いソースで。

揚げ物もサッパリいただけます。お酒も止まらなく・・・

おまけ画像 桜木町駅前
桜木町駅前の歩道。放置自転車防止か、はたまたホームレスの小屋掛け防止か分からないけど・・・無粋なポールが並んでる歩道上。ここまですると笑っちゃうなあ。前衛芸術か何かと思ってしまう。

街は宵の口だけど、そろそろ帰路につきますか。

2012年1月30日月曜日

時が止まっていた地下街

@ 石松(桜木町駅/横浜市中区)

桜木町界隈を徘徊していた小学校高学年~中学校時代、子供には近寄りがたい雰囲気だったゴールデンセンター地下街。

ビルの名前はいつの間にか「ぴおシティ」に替わって、古ぼけた外観はそのままに多くの店舗がシャッターを閉ざしており、開発が進むみなとみらい地区とのコントラストが鮮明過ぎる。

二十年の時を超えて足を踏み入れてみると意外にも居心地の良い雰囲気だった。自分も立ち飲みが似合う中年オヤジになってしまったんだな。

濃い目のウーロンハイからスタート

ミル貝刺し

赤貝ヒモ
赤貝ヒモはこの山盛りで400円は大サービス品ですね。

アジフライ ホントは二枚ついてました

閑散とした地下街ながら店内には酒飲みがズラリ
今のホームタウン武蔵小山では、立ち飲み屋や居酒屋で女性の入りが半数超えるなんて時も珍しくないけれど・・・

桜木町の立ち飲み屋はやっぱりハードボイルドだなあ。小一時間の滞在で女子率ゼロ。近隣の立ち飲み屋「第三酒寮キンパイ」もオヤジオンリー。

街によって酒場の雰囲気は同じようでも随分違う。東横特急に乗れば結構速いので再訪の機会を。

2012年1月27日金曜日

野毛散歩。

@ 第一亭(日ノ出町駅/横浜市中区)

平日休みの昼下がり、横浜・野毛の街まで遠征してきました。

小上がりでビール
大岡川の川辺に臨む小上がりでビールを一杯。生ビールもあるけど、この雰囲気には瓶が似合うような気がします。

青菜炒め

焼餃子
昔ながらの焼餃子。野菜がざっくりとした食感、シミジミ美味いなあと思う瞬間。
小袋炒め
普通の街の中華ラーメン屋さんの風情だけど、モツの品揃えが豊富なコチラ。小袋新鮮でシャキシャキ。表記は仔袋でも子袋でもなく「小袋」。

ホルモン炒め
ホルモン炒め。ちょっとカロリーが気になるけど、美味しい脂がびっしり付いてます。

小上がりの隅っこで丸くなる猫

昔のまんまの店内

炒飯スープ付き
〆には炒飯いただきながら紹興酒(^^)

ごちそうさまでした。

2012年1月15日日曜日

今回も昼間っから寿司を。

@ すし哲 仙台駅S-PAL店(仙台駅/宮城県仙台市)

帰りは青春18きっぷの最後の一区間を使って東京へ戻りますが、その前にちょっとした贅沢を。

仙台駅ビル内の寿司屋さん、こちらは本店が塩釜。その本店は3月11日に浸水したそうですが、いまでは営業を再開されているそうです。

塩釜の店に行ってみたかったのですが、時間の都合で今回は仙台駅ビルにお邪魔しました。

お酒を頼むと小付に出た塩辛 柔らかい味

閖上の赤貝を入れて、貝刺し盛り

金華山沖の鯖

鰻のヒレ焼きみたいだけど・・・なんだっけ?酒のお供に

穴子白焼き

地物のヒラメ 白身とエンガワ

壁には地物色々の口上が

貴重品の閖上の赤貝を握りでも
壊滅的な津波被害を受けた閖上地区、赤貝もこれまでかと思われていたそうですが、奇跡的に生き残っていたそうです。
今や輸入物が9割を占めていて、貴重な国産の中でも一級品と言われている閖上の赤貝をいただいて、昼間っから贅沢な時間を過ごしました。

このあとは東北本線、鈍行に揺られてノンビリと帰路に。

2012年1月11日水曜日

漁港の市場で鮮魚を肴に。

@ 塩釜水産物仲卸業者(東塩釜駅/宮城県塩竈市)

仙台からJR仙石線に乗って20分ほど、塩釜の街へやってきました。1月5日は新年市場開き、初荷です。

仲卸市場はプロ相手の市場ながら、こちらは小売もしており、場内にイートインコーナーも用意されていると聞き付け、ちょっと立ち寄り。

塩釜水産物仲卸市場のサイトはコチラ

塩釜水産物仲卸市場

マグロ捌いてる!

本マグロも上がっています 気前よく中トロ大トロ試食させていただきました

仲卸だけど小売もしてくれます
浦霞などの日本酒を一杯300円~500円でいただけます。市場の皆さまのご好意で一杯だけじゃなく、沢山頂いてしまいました。ありがとうございます。

地物のバチマグロ もちろん今朝捌いたばかり 美味い

場内に休憩スペースあります

お店ではないので「お譲りします」って

休憩所の反対側にあるカウンターではご飯味噌汁セットも販売中

変な客引きもいるらしい・・・注意

海沿いは地震被害が未だ残る場所もあります

痛々しいところも随所に残ります
海沿いの塩竈市は東日本大震災による被害が甚大だったけど、仲卸市場はごく軽微な影響に留まったそうです。

被害を受けた水道や道路などの復旧も徐々に行われているようです。

痛々しい風景も残るけど、是非多くの方に塩釜を訪れてもらって、美味しい魚やお酒を飲み食いして賑わっていくことも、いち早い復興につながる筈。
塩釜は寿司の街とも呼ばれている程多くの寿司店があり、寿司屋さん巡りも楽しそう。

本塩釜駅、東塩釜駅から仲卸市場までは一時間おきにバスがあります。
塩竈市のサイト内「しおナビ100円バス」はこちら

仲卸市場はお昼までの開場、東京駅を朝6時台の東北新幹線に乗れば10時頃には到着。市場での買い物を十分に楽しめますよ。是非!